2006-01-01から1年間の記事一覧

とりあえず文化系で行きましょうか

京都国際マンガミュージアムで今日シンポジウムが開かれているはずですが、できたばかりで見に行きたいと思いつつも、ちょっと東京から行くには今回はいまひとつ食指が動きませんでした。師走でそれどころじゃないはずなのですが、大竹伸朗「全景」展はなん…

設定変更

デフォルトで表示されるリンク元表示を無効化。あとサイドバーのモジュールの順番を変えましたがいまひとつか。アンテナはまだ公開していません。

今月のマスターピース

美人はいかが?(1) (ソノラマコミック文庫)作者: 忠津陽子出版社/メーカー: 朝日ソノラマ発売日: 2006/11/21メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (8件) を見る美人はいかが?(2) (ソノラマコミック文庫)作者: 忠津陽子出版社/メーカー: 朝日ソノ…

開店のご挨拶

なぜはてなに新しいハンドルでページを作ったのか、ということですが、マンガとその周辺の話題に特化するために、以下の問題をクリアする必要がありました。 かつてグループを立ち上げてみた時に、グループの中で参加者の作ったダイアリーには参加者個人のは…

はてなダイアリーではいろいろなことが表現できます

はてなダイアリーは普通のブログサービスと異なり、1日分の記事は全てまとめて編集することができます。1日に複数の記事を書きたいときは、記事の先頭に「*」+記事のタイトルを書き込んでください。このサンプルでも利用しているので、「編集」リンクを押し…

はてなダイアリーへようこそ!

これはあなた専用のブログです。早速記事を書いてみてください。記事の編集は、日付欄の横にある「編集」リンクより行うことができます。日々の出来事、本やCD、テレビ番組や出来事の感想、普段考えていることなど、内容は自由です。自分ならではのブログを…

lacoアーカイブより

石子順造がつげ義春と頻繁と会っていた時期にまさしく並行して李禹煥と交流があったことを知ったので調べたかったのですが(つげに「李さん一家」という作品があるが李禹煥がモデルだろう)、いつの間にかフェードアウトしまってきちんとした文章も残ってい…

じっと手を見る

コミックマーケットをManga2.0として見る、というエントリを書こうかと思ったのだけど、ざっと書いてみてもう少しきちんと書いてからにすることにしました。 日々緊張が抜けないのでちょっとクールダウンしたいかな。自分の来し方を振り返って音楽の紹介でも…

ちょっと毎日書く余裕がなくなってきたのでまったく話は変わって、匿名で書くことのうしろめたさというか居心地の悪さについて、どのように対応しようかということに悩んでいろいろ考えながら書いてきたが(実名の書き手も山ほどいるわけで)、いまだにブロ…

米澤嘉博さんを悼む

コミックマーケット代表の米澤嘉博さんが亡くなられたとの知らせがはいって書き込んでいます。 夏にお目にかかったときは全然元気そうだったのに、まだ亡くなるには早すぎる...子どもの頃、図書館で米澤さんの『戦後少女マンガ史』を見つけて何度も読み返し…

子猫は森に捨てよ

倫理的な問題に関して書くのは気が進まない。90年代に永井均の著作を読んで、存在の問題についてはある程度自分の中で得心が行く大きな進展があったのだが、倫理についてはたとえば柄谷『探究』批判以降、注目して読んできたにもかかわらず、一方でこのブロ…

ペットボトル症候群と新潟のマンガ学会大会

7月1日、2日と日本マンガ学会第6回大会が新潟で開かれて、私も生まれてこのかた見たことのない日本海を見たいがために参加したんですが、出かける前に睡眠がとれなかったのが災いしたのか、月曜日に思わぬ疲れが噴き出して寝込んでおりました。新幹線ときに…

少女まんが史の再構築は

ここわずか数ヶ月の間に松本かつぢの発掘と、高橋真琴の復刻とそれに伴う調査研究の進展という出来事が続いたことにより、少女まんがを組み込んだマンガ史の再構築の試みに思いを馳せるようになってきたが、身体がついてこないのである。 放っておいても進む…

戦前の池袋より

はてなで書きはじめてから思わぬ出会いが増えるようになった。 池袋モンパルナスということばを知ったのがほんの最近だったのにそれから数日後に本を見つけた。池袋モンパルナスそぞろ歩き 〈池袋モンパルナス〉の童画家たち作者: 上笙一郎,尾崎眞人,池袋モ…

最近タイトルが思い浮かばないけど

はじめて学ぶ日本の絵本史3巻入手。今月はこれ以上本は買えないが、労作。児童文学学会のほうはすでに1962年設立で30年以上の歴史があるというので、絵本学会の設立自体が1997年と思った以上に最近だった分なのか内容はとても充実している。図書館で借りて…

夜行と電車旅行

先週の週末は青春18きっぷで大阪まで行って一泊して帰ってきました。ムーンライトながらが全席指定席で臨時号も含めて埋まっていて、臨時でないほうが小田原から自由席になるのですが浜松から各駅に停ってだいたい9時間かかります。私は運良く途中で座れたの…

「のらくろ」と「マウス」

小林秀雄の「考えるヒント」のなかに収録されている「漫画」のなかで、彼の義弟にあたる田河水泡の話を書いています。田河水泡はのらくろを除隊させておでん屋にでもするしかあるまいと考えながら連載から11年でしぶしぶ大尉に昇進させ、悶々としながら満…

ご無沙汰しています

前に書いたのが3月の初めで気付いたらもう4月ですか。 3月の中旬に大学時代の漫研のOB有志数名で不定期に趣味的に開催している休日講座の講師をするために、資料を整理したりまだ頭の中にしかないものを書き出したりしていたら日記の更新をする余裕がなく…

「てへっ」の起源

マンガの表現の起源を調べるというのはなかなか大変なもので、もちろん資料へのアクセスが古くなるととても困難になるということがあるのだけど、最近は復刻ラッシュもあり、意外なところで意外なものを見ることがある。 「てへっ」というと少女まんがの照れ…

雨下がりの昼上がり

吉祥寺の本屋でいろいろ本を物色。大澤真幸氏の「美はなぜ乱調にあるのか―社会学的考察」をめくって最後の「イチローの三振する技術」を読み始めたら面白くて止められなくなった。かつて『資本主義のパラドックス―楕円幻想』に載っていたディズニーランド論…

三上工務店の国立

「三上工務店が歩く」には歌詞の中に国立市の住所が出てくるのがはじめ聴いた時の衝撃の大きな部分であったが、実際一時は国立に住んでいたらしい。吉祥寺のパルコブックセンターに三上寛の自伝的な本があり、最初に演歌歌手として中村八大氏が作曲した曲で…

負ける時もあるだろう

ひさびさにディスクユニオンに行ってみたら、三上寛の再発とMassacreのKilling Time紙ジャケの再発を見つける。Massacreの紙ジャケはディスクユニオンだけの発売だろうか。日本語のライナーノーツが菊池成孔なのはティポグラフィカに大きく影響を与えたから…

昨年のベストは「汽車旅行」の復刻

もう一冊これは必読というか、昨年出た本の中でもっとも重要な一冊は、大城のぼる「汽車旅行」だと思います。これはすでに三一書房の少年小説大系別巻1に収められてはいましたが、今回同じ著者の「愉快な鉄工所」も出版されるという快挙となりました。「火…

遅ればせながら書き初め[lacoアーカイブズ]

お正月くらいはゆっくりしていようと思っていたら年初めから風邪気味で体調が悪く、ずいぶん日が経ってしまいました。 あるエントリにポイントが送られてきたのにも気づかずちゃんとメール読んでませんでしたがありがとうございます。メールでご意見いただい…