2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

こちらにもなんかすごい本が

ピーター・ブレグヴァドに続いて今度はジュリアン・コープ。JAPROCKSAMPLER ジャップ・ロック・サンプラー -戦後、日本人がどのようにして独自の音楽を模索してきたか-作者: ジュリアン・コープ,奥田祐士出版社/メーカー: 白夜書房発売日: 2008/07/23メディ…

これどうするんだ

ザ・コンプリート・オン・ザ・コーナー・セッションズアーティスト: Miles Davis出版社/メーカー: SMJ(SME)(M)発売日: 2007/11/21メディア: CD クリック: 10回この商品を含むブログ (13件) を見るマイルス・デイヴィスの「オン・ザ・コーナー・セッションズ…

よりみちパン!セがすごすぎる

ちくまプリマー新書もそれなりに面白いのですが、理論社の「よりみちパン!セ」シリーズはヤングアダルト以上上限なしのシリーズとして面白い展開を見せています。叶恭子の知のジュエリー12ヵ月 (よりみちパン!セ)作者: 叶恭子,叶恭子(挿画) 100%ORANGE(表紙)…

といいつつマンガ関連書の紹介(に加えてピーター・ブレグヴァドについて)

線が顔になるとき―バンドデシネとグラフィックアート作者: ティエリ・グルンステン,古永真一出版社/メーカー: 人文書院発売日: 2008/08/28メディア: 単行本 クリック: 21回この商品を含むブログ (19件) を見るフランスの気鋭の研究者によるマンガ研究書。パ…

国際児童文学館問題−他に学ぶことはないか

大阪府立国際児童文学館の問題について府立図書館に統合しろという意見のサイトもちょっと見てきたのですけど、建設的な議論をするための土台そのものがないところを相手にするのは不毛ですね。国際子ども図書館と神奈川県立近代文学館のページとそこにある…

戦後SFマンガ史など

ブログのエントリはたいてい記憶に頼って書くので正確さを保証していませんが、米沢さんの「戦後少女マンガ史」を読むといいと思います。 実は他の2冊は子ども時代に近くの図書館に置いてなくて、きちんと読んでいないのですが、「戦後SFマンガ史」を読む…

「戦後日本マンガの大きな眼の祖は、中原淳一と松本かつぢではない」への修正と補足

淳一、かつぢが幼児性を追求していない、ということは変わりないのですが、淳一が描けなくなってしまう前に描いたさし絵の中に、身長が2倍くらいある兄に連れられた妹らしき少女を描いた絵があります。かわいらしい顔ではありますが、絵自体はむしろ痛々し…

大阪府立国際児童文学館の利用者を増やす努力をしています

ニュースにいちいち反応するのも馬鹿くさいのでこれからも府知事の奇妙な挙動については生温かくウォッチしておきます。 いま貴重な児童資料を閲覧できる施設としては、充実の度合いから順に、大阪府立国際児童文学館、上野の国立国際子ども図書館、東京都立…

ウォルター・ベッカーが新作を出していました

たまたまスティーリー・ダンのことをちょっと思い出したらなんとウォルター・ベッカーのセカンドアルバムがこっそりと発売されていたようです。Circus Moneyアーティスト: Walter Becker出版社/メーカー: Sonic360発売日: 2008/07/22メディア: CDこの商品を…