とりあえず文化系で行きましょうか

京都国際マンガミュージアムで今日シンポジウムが開かれているはずですが、できたばかりで見に行きたいと思いつつも、ちょっと東京から行くには今回はいまひとつ食指が動きませんでした。師走でそれどころじゃないはずなのですが、大竹伸朗「全景」展はなんとか見に行きたい。この前に作品を見たのが水戸美術館の「日本ゼロ年」展だったような。
大竹伸朗氏はいまでも宇和島に住んでいるんでしょうか。活動も結構長いですが「19」名義のカバの絵のジャケットのCDを出したのはいつ頃だったか、ちょっと忘れてしまいました。

JUKE

JUKE

これだったかな、違うかも。Puzzle Punksのほうも一枚持っています。パイプラインっってやつですがAmazonには載っていませんでした。まあ買う人は展示を見に行ったあとで美術館内のショップで買いますよね。

宇和島というとやはり天ぷらです。天ぷらといってもたぶん世間ではじゃこ天と呼ばれているもので、讃岐うどんの店に置いてあったりしますね。最近は東京のスーパーでも扱っている店がありますが、軽く炙って生姜醤油をつけるとなかなかイケるのです。讃岐うどんにも合うでしょう。
宇和島から東に向かって愛媛の小京都と呼ばれる大洲に行くと、「志ぐれ」という大洲特産ともいえる蒸し菓子があるのですが、私が好きな菓子のなかでも最高ランクで不動の位置を占めています。何しろうそのように知名度が低いうえに他にこのような菓子を見たことがありません。蒸し菓子でとても日持ちが悪いのもその一因とは思いますが、羊羹やういろうの親戚であるそうなのですが練りものとは違って、、きんつばをもっとやわらかく生っぽく(生八つ橋みたいな生)した感じで、あずきで作った菓子のなかでこれほど上品な味の菓子は他に食べたことがありません。松山のタルトとなると普通においしい、ちょっと工夫すれば創作できそうな菓子という感じですが、志ぐれは突然変異のようでちょっと別格です。
マンガ家の松本零士氏は大洲にゆかりがあるそうですが九州男児としての知名度が高いので最近まで知りませんでした。最近奥さんの牧美也子さんの代表作「マキの口笛」が出ましたね。

マキの口笛 完全復刻版

マキの口笛 完全復刻版

めちゃくちゃ分厚いのですが、資料価値としては一級品です。雑誌連載の表紙と、毎号の読者へのプレゼントや、横山光輝の「おてんば天使」の宣伝とかも載っています。昭和30年代の少女まんがってどういう感じだったのか、この一冊でけっこうわかるような気がします。