連休は休養中

疲れがたまっているので連休中のイベントは結局すべて行かずに2日間家におりました。山下トリオの復活祭は近々あることは前々から噂に聞いていたにもかかわらず昨日とは知らなかったのでした。情報誌などでイベントを細かくチェックしていないし、日比谷野音で入場料が結構高かったことを考えるとそのうちテレビで放映されるようなので諦めはつきました。
学生のころ「寿限無」をアナログのレコードで聴いていたのは何がきっかけだったのか記憶がとても曖昧で、貧乏学生は漫画雑誌のほかにはアメリカン・ロックをラジオで聴いていたフランク・ザッパのアルバムを集めるうちにプログレやニューウェーブのレコードにも手を出すようにもなりましたが、金がない、とライブにはまるで行かずに本当は見たい映画も演劇もめったに見に行かなかったような学生時代でしたが、まだジャズに手を出していなかったので、山下洋輔は矢野顕子あたりからつながったのでしょうか。それとも生活向上委員会の方面からかしら？山下洋輔より前にジェイムズ・ブラッド・ウルマーを聴いたりビル・ラズウェルのマテリアルなどの活動をたどっていたような気もしますがはっきりしません。坂田明はけっこうテレビにも出ていたような気がするのでタモリからという気もします。山下以外日本のジャズマンと言えばことごとくフュージョンのアルバムを知るばかりで、自分はフュージョンはクルセイダーズだけでいいや、みたいな判断はあったと思われます。フュージョンは中学時代のスティーリー・ダンからのつながりが主で、プログレからカンタベリー・ミュージックのほうに向かうとそちらのほうが聴いて楽しかったのですね。

学生時代に聴いて印象に残っているアルバムより。

寿限無 VOL.1&2

Killing Time

Odyssey

旋風に舞う

ストリート・ライフ

ソードフィッシュトロンボーン

ジェイムズ・ブラッド・ウルマーは独メルス・ミュージックが出した"No Wave"というアルバムがあったのですが、Amazonでは見当たりませんね。"Odyssey"は聴いたかしら。

そういえばサン・ラ・アーケストラが来日してライブ・アンダー・ザ・スカイに登場したとき、私はこの時も行くことはできずテレビで放映されたのを見ましたけれど、マイルス・デイビスが来日して同じイベントに出るというのでかなり話題になっていたという記憶はあれど、サン・ラのすごさばかりが記憶に焼きついたのでした。これは80年代の終わりですか。日本での知名度がとことんマイナーなのによく呼んだなと思います。これを見られたのはラッキーでした。