けっこうどうでもいい追記

こんなエントリを書こうと思ったのは手ごろな政治学の教科書が一つあるといいなと思ったからですが、たまたま竹内洋の『学問の下流化』を適当に立ち読みしているといくつか新書が紹介されているのを見て、同じ本屋にないかチェックしたりした結果経済書もいれようかということになって選択しました。

学問の下流化

学問の下流化

そこで見つけた本がこれ。
物語 現代経済学―多様な経済思想の世界へ (中公新書)

物語 現代経済学―多様な経済思想の世界へ (中公新書)

ところが同じ著者がプリマー新書のほうに本を出していたのでタイトルが決まった次第。

エントリの趣旨からは外れてしまうのですが、

カントの読み方 (ちくま新書)

カントの読み方 (ちくま新書)

のエピローグに中島氏が過去に書いた本のまえがきを部分を再録して、そこで書くことの傲慢と下品について書いた部分にたいへん引っかかったのでありますが、自分も、自分自身が書くことについてもそう思うし、わざわざ仲間うちで献本してブログなどで「ご恵投ありがとうございます」などと書いている人たちもだよなみたいなことを思ったのでした。もう一つの罠のくだりなどは本当に感心しました(よい作品をかける人が書き続けるほど下品になる)。

それで本よりもなんだか音楽アルバムの紹介をしたいなと思いつつ、買う余裕がなく困ったところ、今日の『白州次郎』に音楽でフレッド・フリスが参加していたのを知ったので(番組では主人公が若い頃にイギリスが舞台になっていた)、自分は最近聞いていませんが、最近作をここに載せておこうと思います。余談ながら、私が子どもの頃にNHKの番組でフリスが作曲したヘンリー・カウのRuinsがかかったのは今でも覚えていて、やはり民放はそのへんマニアが少ないのか、とことんヌルいよなあと思ったものでした。

To Sail to Sail

To Sail to Sail

Touch the Sound : タッチ・ザ・サウンド [DVD]

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