田中秀臣氏がboxman氏のリクエストにより張った「パリ・マンガ研究国際会議レポート(伊藤剛さん)」のリンクについて、このページの存在は知りませんでしたが、たまたま英語も普段読まない私が関連するページを眺めていたので補足的にリンクしておきます。

伊藤剛、パリに立つ
http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20080821#p2

「パリ・マンガ研究国際会議レポート(伊藤剛さん)」
http://www.p-tina.net/seminar/214

これが開催されたのが3月だというのに伊藤さんと東さんのブログでの言及以外特に記事を見つけていませんでしたが、

プログラムの内容はこちら。フランス語ですがニューアカブーム以降テキスト論などで広く紹介された概念に多少通じていればネットの辞書で大体読めるはず(ナラティヴとか、どう訳せばいいか迷いますが)。
http://www.mcjp.asso.fr/pjanv2008/conferences/manga/

パリ日本文化会館のページ
http://www.mcjp.asso.fr/

少女マンガのセッションにはMatt Thorn(マット・ソーン*1, 佐伯順子など、オタクセッションに伊藤、東両氏など、
そのほかのセッションではJulien Bouvard(ジュリアン・ブヴァール)、Jaqueline Berndt(ジャクリーヌ・ベルント)、Pascal Lefèvre(パスカル・ルフェーヴル)など錚々たるマンガ研究者の顔ぶれが並んでいます。
マンガ研究は海外出身の研究者を中心に本格的に研究が進んでいるのに日本人による研究がまだ貧弱な感じなので、もっと訳されるといいんですが。

なぜこのページを見ていたかといえば、調べものの途中で見つけたのですが、今後日本で行われる他のイベントとかの絡みもあったりして(貴重な機会でちょっと楽しみなので)今のところ内緒です。
あんまり他に役に立つページをあげられなくてすみません。東、伊藤両氏のブログにはどんな感じだったか載っております。

*1:マットさん、連絡途絶えさせてしまってすみません。自分が行った調査のまとめが週末になかなか進まなくてちょっと焦っています