赤玉百一年

僕は基本的に人と会うとき以外お酒は飲まないのですが、ワインとか日本の地酒とかいろいろな味があって面白いですね。
ある老舗のワインショップのウェブサイトを見ていたらちょっと面白いワインがあったので楽天の商品紹介を試してみました(アフィリエイトとか登録できるのかしら。でもAmazonでもお金入ってきたことはないしなあ)
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フランスのワインですが途中で発酵を止めているので果実の甘味が残っているらしい。デザートワインですか。ブドウは世界中で最も多く栽培されているというグルナッシュ種。生食には適さないそうでワイン向けなんでしょう。それにしても最近の酒屋さんはどこも普通にワインを扱うようになっていますね。あとエチケットに点字がついています。

甘いワインといえば日本の赤玉がありますが、ビックカメラの酒販部で売っていました。こちらはコンコード種でジュースでも売られていますよね。しかしこれは両方飲むとインド本場風カレーライスとそば屋のライスカレーを混ぜるようなことにならないか?まあ明らかに味が違うし赤玉スイートワインはスクリューキャップだから無理して飲むことはないか。

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赤玉ポートワインは明治40年に誕生して昨年百周年だったそうですが私はその宣伝は聞いた覚えがありません。いま赤玉を飲む人とかそれほどいないだろうし、酒屋でも置いてないところも多くないですか?基本的に飲まないからちょっとわかりませんが。
赤玉ポートワインで有名なのは大正時代の広告ですが、とても有名な日本初のヌードポスターよりも大正9(1920)年の新聞の全面広告で歴史に残るものがあります。これは2色刷りしたんでしょうか、現物は残っていないのかな?

葡萄酒は最初は滋養の効能を謳っていたとのことで、お酒ではなくおそらくカルピスのような飲料水を講談社が昭和のはじめに出していたというのを知って(「どりこの」といいますが、語源は不明)ちょっと興味がわきました。

参照:
http://www.suntory.co.jp/wine/original/akadama/history1.html
赤玉生みの親の壽屋(サントリーのサンは赤玉からとったらしい)のページ。最初から広告にとても力を入れていたことがわかる。
サントリー主催の賞とかも宣伝効果になるのかな。

http://waga.nikkei.co.jp/play/gourmet.aspx?i=MMWAd4114020032007
−大正当時の宣伝がどんなものだったかについて触れている

http://adv.yomiuri.co.jp/ojo/02number/200012/12toku2.html
−日本の広告史の中でもエポックといえるものがいくつか紹介されている