「もの派−再考」展も見に行けず

あと一番の心残りは、せっかく以前横浜美術館まで李禹煥氏の展示および講演を見に行ったのに、国立国際美術館で行われた「もの派−再考」展を見に行く機会をついに逸してしまったこと。夏に鎌倉画廊に石子順造氏が関わっていたグループ「幻触」展を見に行ったときにやるって教えてもらったのに、全くうっかりしていました。大阪まで行く機会なんかまったくなかったけれど、今日の毎日新聞の夕刊でも今年一年の回顧に大きく採り上げられていて、やはり残念でした。高松次郎あたりからトリックス・アンド・ビジョンを経てもの派にいたる流れについては、鎌倉画廊さんに見に行った際に開催以前に結構気合入れてエントリ書いていたのでそのエントリにトラックバックをかけておきますが、どこかであっさり売り切れたらしいカタログ読めないかしら。

でもなんだかんだいってこの前は成瀬巳喜男生誕百年にも触れられたし(余談ですがNewsweek読んでいたらハリウッドのゲイシャ映画に絡んで溝口の「祇園の姉妹」が話題になってたし、日記書きとシンクロすることが結構ありました)、日本人が忘れてしまっている自国の文化をもうちょっと見直したいので、がんばって続けましょうかね。