2005-09-21 個人的なマンガベスト5をメジャー作家の長編で選ぶ くらもちふさこ「おばけたんご」 萩尾望都「スター・レッド」 大島弓子「バナナブレッドのプディング」 楳図かずお「洗礼」 篠原千絵「海の闇、月の影」全部少女まんがになってしまったのは長編で読み切った作品が少ないがゆえ。「おばけたんご」のラストシーンは私は雑誌初出のほうが好み(書き手としてはたぶんけっこう難しいのだろうけど)。 「洗礼」は「マンガは哲学する」における分析が興味深い。 「スター・レッド」は大学の頃代表作と言われていた「銀の三角」よりもすごい。 「海の闇、月の影」はまだ未読了の「寄生獣」をある意味で先取りしていたのでは。